物事にはやった方がいいこととはたくさんありますが、
ここを考えてしまうとキリがなくなります。
というのもやった方がいいよねっていうものは世の中にたくさんあるからです。
これは体を引き締めたいと思った時も一緒です。
やった方がいいことはたくさんあるけれど、
それを全部取り入れるなんてほぼ不可能です。
だからやったほうが良いのかについて質問をする人がいますが、
こういった考え方をしている時点であまりよろしくないわけですよ。
だってそりゃあやれるんであればやったほうがいいわけですからね。
でもやった方がいいことに目を向けるんではなくて、
これはやるべきだよなということに目を向けるべきなんですよ。
勉強にしてもやった方がいいことを考えてしまうと、
全ての参考書や教材に目を通せればいいわけですけど、
そうもいかないわけですよ。
そもそも参考書や教材なんて世の中にたくさんありすぎてまず無理ですよね。
だからやることを絞ったり、
得意科目を伸ばしたり苦手な科目を克服したりなどをして、
合格点を目指すわけです。
ここが大事なんですけど、
満点取る必要がないんですよ。
もちろん理想は満点ですよ。
誰だって全部の教科で満点取れたらいいなーと思ってます。
だけどどれだけレベルの高いところを目指していても、
満点取らなきゃいけないところなんてないですよね。
つまり合格ラインがあるわけです。
ここさえクリアしてしまえば、
とりあえず目標はクリアなわけで、
これはやるべきことでもあります。
満点とかトップを目指すのはその先の話なんですよ。
つまり今回の話でいうならやったほうがいいことですね。
同じように体型にしても、
まずは標準体型に収めるのはやった方がいいんではなくて、
やるべきことですよね。
これはスリム体型になりたいと考えている人に限ったことではないです。
実際に取り組む時も、
食事だろうと運動だろうと、
やった方がいいこととするべきことがあります。
やることをたくさん見つけたり、
詰め込んだりしやすいんですけど、
逆に絞るのって意外にも難しかったりします。
仕事にしてもたくさんあるタスクの中で、
重要なものだけに時間を注ぐことができていなかったりして、
重要じゃないもにも多くの時間を使っていることがありますよね。
だけどやることを増やせばいいって話でもないです。
体型の場合では他人との比較とかで、
最初からあまりにも自分をハードに追い込む人が多いんで、
疲弊してしまいやすいです。
こういう人は特にやった方がいいことばかりに目を向けていたりします。
そして肝心のやるべきことが抜け落ちていたりするんで、
しっかりとここの区別をしておきたいところですね。