白米って食べたら太りやすいイメージがある食べ物です。
だから痩せるってなると米を少なくする人も多いですよね。
まあ、米というより糖質を全般的に減らしがちです。
当然食べすぎたら太りますが、
これは米に限った話ではなくて、
仮に太りにくいとされる食品であっても食べすぎたら太るんで、
どんなものも変わらないです。
けど太りやすいイメージがついてしまうものって、
実際に太りぎみの人が食べている割合が多いものだったり、
あとは食べるのを減らして痩せたという人がいた場合に、
どんなものを減らしたら効果があったということについて、
特定の食品を太る原因としてあげやすいからです。
例えば最近太ったなーという人の中で、
米を多めに食べている傾向があるなら米が太る原因のせいにされやすいし、
別の場合では米を減らしたら痩せたもいう声があれば、
米は太りやすいというイメージがつきやすくなります。
こんな感じで世の中で太りやすいとされる食品が紹介されていることがありますが、
実際はそこまで太りやすいってわけじゃなくても、
太りやすい食品とされてしまっているものがあるってことですね。
だけどあくまでイメージでしかないし、
イメージで食べるものとかを決めていたら、
かなり食事の幅も狭まってしまうのであまりおすすめしないです。
太りやすいとされているものってたくさんあるし、
そんなものに従っていたら、
食べたいものも食べられないみたいな状態になって、
生活満足度まで下げてしまいかねないし、
まず継続するのも難しいです。
僕は実際に日常的に米を3合食べて2ヶ月ほどは過ごしましたが、
実感できる体型の変化なんてありません。
体型を改善しようとか、
体型維持をしている人からすると、
1日に3合なんて食べたら相当なカロリー摂取になるので、
考えるまでもなくNGだと思ってしまいやすいです。
だって1500カロリー前後になりますからね。
もちろん個々によって1日のエネルギー消費量や体質とかも違うんで、
一概には言えませんが、
はっきり言えることがあるとすれば、
特定のものを食べたからといって太るわけではないし、
太りやすい食品を食べていても体型維持は可能です。
だから本質ではないってことですね。
ちなみに米に限らず他のものでも同じです。
仮に超太りやすいイメージのあるスイーツとかお菓子でもそうです。
これらは一般的にかなり太りやすいとされていますが、
じゃあ食べている人が太るかというと、
それはイコールにならないし、
あくまで太りやすいよって話でしかないです。
結局はどのくらい食べたかという摂取量とか、
どの程度のエネルギー消費があるかによって決まるんで、
体がエネルギーとして消費できている範囲なら体型は変わらないです。
もちろんだからといって太りやすいものでも気にせず食べてもいいって話ではないですが、
太りやすいものばかり食べているイメージがあっても、
なんで痩せているんだろうという人がいたりするのは、
体型だけでみると別に太らないことは可能だからです。
ちなみに食材によっては工夫をすることで一変して太りにくいものにすることもできます。
たとえば米を少し冷ましたり冷蔵庫に入れることでレジスタントスターチが増えるんで、
太りにくい食品に変わりますし、腸を改善してくれる効果も期待できます。
1つの方向から見て食べても良いとか悪いとか判断するんじゃなくて、
いろんな視点から考えたり、
工夫したりすると、
生活満足度を極端に変えることなく体型を改善することができるよって話です。
今回は米で話しましたがこういう考え方は長く体型維持をしていく上で大事で、
どんなものにもあてはまるんでその辺はしっかりと理解した上で取り組むといいですよ。