平均という考え方はいろんなところで使われていたりして、
例えば学校のテストの点数とかでもほぼ必ず平均点とかを言われたりしますよね。
そして平均より上ならまあまあいいぐらいの感じで、
自分と全体との差を判断する際の指標に使われていたりします。
でもこれを体型に当てはめてはダメです。
現代では特に体型が乱れやすいし、
実際に国民全体の問題でもあるぐらいなんで、
平均より上でもまったく安心できないし、
そもそも自分が目指す姿とは違ったりします。
というか平均で満足していたら、
理想の体型より程遠い状態になりやすい。
だって平均ってあくまで指標に過ぎないですからね。
100点の人と0点の人がいたら、
二人の平均って50点なわけですよ。
50点っておそらく体型で言うなら満足しないでしょう。
つまり平均値は参考にはなりますが、
逆に考えると参考程度でしかないってことでもあります。
平均だと実際に50点の人がいるとは限らないし、
体型の場合ではこの点数で満足することの方が少ないです。
だって体型の改善って誰でももちろん100点を目指すわけで、
50点とか60点でいいやってと言う人はまずいないです。
あと標準体型と言っても幅広いんで、
体脂肪が標準だとして、
同じ標準に属していたとしても、
見た目にかなり差が生じて見えるのと同じです。
体型を変える時に僕が他人との比較はあまり良くないよと言う話をしたりしますが、
これは体型って自分がどう思うかとか、
他人の目にどう映っているかの方が大事です。
だっていくら全体的な平均より数値とかでは良さげな体型でも、
自分の体型にほとんど満足していなかったり、
他人からの評価が低かったりしたら、
それって意味ないです。
まったく自分自身の満足度は変わらないですからね。
平均という考え方そのものはいろんな時に参考になりますが、
体型に関してはほとんど役に立ちません。
体型が変わったことで自分の目的に近づけたかが大事です。
意識が高い方だと、
平均より全然上でも満足していなかったりしますよね。
これは先に話した通り、
もっとスリムな体型になりたいと目指す人もいたりするからです。
誰かと比べて自分は上だからいいやとかではなくて、
自分の目的とか目指す姿に近付いていなければ、
たとえ平均よりずっと上でも自分の気持ちが満たされることがないです。