いざ実際に取り組んでみると、
なんか合わないなとか、
効果が出ないなとか、
イメージと違うなとか、
いろいろと気付いたりするものです。
だから良かれと思って取り組んだのに、
失敗することはよくあります。
これはどんなものでもそうですよね。
そして失敗は良いものとして捉えることができるかが、
結構大きなポイントです。
もちろん失敗しな方がいいに決まっています。
でも失敗を完全に避けることができないというのも事実です。
誰もが小さい頃から失敗は良くないものとして考えてしまいがちですが、
逆に考えると良くないやり方が知れたということでもあります。
つまり成功とか結果を出すことに近付いているということでもあるんですよ。
よく誰かの成功談を聞く機会とかがありますが、
僕からすると失敗談の方が貴重だと思うんですよ。
なぜかっていうと失敗の方が記憶が鮮明ということもあるし、
なにより大きな失敗を防ぐことができるからです。
成功談より失敗談の方がリアルで濃い話が聞ける可能性が高く、
自分に当てはめて考えると取り組む時の参考になりやすいってことです。
成功談も参考にはなりますが、
成功要素って複雑すぎるし、
人ってうまく行った時よりマイナスのこと方が覚えていたりするので、
だから失敗談ってすごくためになったりするわけです。
で話を戻すと、
失敗をしにいくという考え方は良くないですが、
結果的に失敗をしたんであれば問題ないし、
失敗を重ねるうちに、
だいたいこうすればうまくいくとか、
こうした方がいいなというふうに、
経験則で考えたり改善できるようになります。
そうやって改善したりして、
理想を求めていくものです。
特に体なんて個々によって違いますからね。
だから他人の失敗をたくさん知って参考にするというのも大事だし、
自分の失敗もうまくいくために一歩進んだと考えれば、
メンタル的にもいいし、
失敗が怖くなくなります。
失敗をしない人なんて世の中にいないんだから、
だから失敗はするものだと考えると気持ち的に楽です。
僕がよく完璧主義は良くないと話していますが、
そもそも失敗しないなんてありえないですから、
いくら完璧主義の人でも失敗から免れないです。
だから失敗はするものだと考えて行動すべきだし、
失敗の中でもなるべく大きな失敗を防ぐようにできればいいんですよ。
で、何もしないのが一番ダメです。
だってフィードバックが得られないからです。
何がよくて何がダメか判断のしようがないですし、
現状が何も変わらないですからね。
そんな感じで実際に取り組むと思い通りにいかないということが起きるという話でした。
失敗はうまくいくための過程の1つとして、
マイナスなものというよりもむしろうま行くために必要なものぐらいの気持ちでいると、
思い通りに行かない時も前向きに考えられますし、
知識も深まるよってわけですね。