物事には主要となる部分があります。
いわゆる一番結果を左右しやすい場所ですね。
主要部分をいち早く見つけて改善できるかどうかで結果を大きく左右するというのはいうまでもないです。
主要の部分から外れるほど取り組んでも効果が薄くなりやすいし、
そもそも何も知らずに無知の状態のままだと、
さほど大事じゃないことに力を注ぐことになりますからね。
本来なら限られた時間しかないという人ほど、
より成果が上がりやすい主要部分に的を絞って取り組むべきですよね。
だけど時間が少ないという人に限って、
かけた時間とかコストに対して、
密度の低いやり方をしていることが多いんですよ。
これ結構やってしまっていることがあるかと思います。
何かに取り組んでいる時に、
とりあえず思いつきで簡単なことをしたり、
楽そうなことを取り入れていても、
行動をしている面では頑張ってる気になりやすいけど、
ただ頑張ることよりも、
何をするかが大事です。
そうしないと、
主要となる部分を取り組んでいた場合は、
限られた時間の中でも少ない労力で結果が出やすいのに、
主要な部分から外れたことをしていると、
限られた時間の中で頑張って取り組んでいるのに、
それが結果が出にくいことだったりします。
僕はよくハードルを下げた方がいいよという話をしています。
自分のできる範囲で取り入れて、
慣れてきたら少しずつレベルを上げていくほうが挫折しにくいからです。
でもハードルを下げるっていうのは、
簡単なことをするというのと意味が違います。
別に最初からとにかくラクをしようっていうことではないんですよ。
あくまで結果に左右しやすい重要な部分を取り組む上でハードルを下げた方がいいよってことであって、
主要でもない部分でハードルを下げたところでほぼ結果が出ないです。
体型を変える時に限らず、
どんなことでもそうですが、
頑張りに比例して効果が得られるわけではないんで、
主要となる部分を取り組めるかどうかで、
頑張りに対しての結果の出やすさが全然変わるってことですね。
そして主要となる部分を見つけたとしても、
実際に取り組める人と取り組めない人がいますよね。
知っただけで満足してしまいやすいんですけど、
知った上で活用して初めて効果を発揮します。
もちろん知識を広げておくことは単体でも大事なんですけど、
実際に使わないと自分を変えることはできないですよね。
よく日常でも誰かからいい話を聞いたりして、
役に立つ内容を知れてたとしても、
それをちゃんと取り入れるというところまでやる人は少ないです。
たしかに知識が深まっただけでも成長していることになるんですけど、
これでお腹いっぱいの状態でいたら、結局自分は今と同じままです。
自分を変えるには必ず行動が必要です。
これはごく当たり前のことですが、
なかなかできていなかったりします。
しかも知識そのものも実際に取りむことで定着しやすくなるんですよね。
知っているという人はいても、
いざ説明するとなると言葉にできなかったりするのはよくあって、
言葉で説明できるようになってようやく理解したことになりますかね。
そのためにも頭だけでなく実体験ベースの方が定着率は上がります。
取り組むことの主要となる部分を見つけて、
それを実際に取り組むという両方をしっかりやれていたら、
そのうち結果が出てきます。
いくら頑張ってもわずかな結果止まりでは、
やる気すら無くなってしまうんで、
ちゃんと主要となる部分を意識して実際に取りむことで、
限られた時間とか少ない労力でも、
結果がついてきやすいよって話でした。