今回はまずはランニングではなく、ラーニングって話です。
僕は昔、体型を調整しようと思うと走っていました。
それぐらいしか頭で思いつかなかったからです。
「走ったら痩せるよ!」
これが僕の周りでも当たり前でしたからね。
前にランニングした時に、
「ん?、なんか体重いぞ。」
って思って、
久しぶりに体重計に乗ると、
思っていたよりも2kgほど多いかったわけです。
そうですたった2kgだけです。
人によっては誤差の範囲でほぼ変わらないと思う人もいるかもしれません。
でもたった2kgの違いでもめちゃくちゃ体が重いんすよ。
何がいいたいかというと体重が少し変わるだけでも、
実感できるぐらいなったりするということ。
アスリートの世界では運動量が激しいので、
体重が重い人なんかは膝や脚に負担が大きくて、
何かしら故障を抱えていたりします。
僕の知る限りでも膝の皿が破壊されたり、
軟骨がすり減ったり、
足首の痛みなどで、
サポーターやテーピング等で固定しないとできない状態の人も多いです。
で、何が言いたいかというと、
痩せるためにランニングとかやる人多いんですけど、
超非効率だし、
負担が大きいってことっです。
もちろん体重が重いと運動量も限られるのでさらに効果が落ちます。
なおさら走った場合は足にかかる負担が体重の3倍以上になったりもします。
かなりヤバめですね。
何がヤバいかってスリム体型を目指す前の人がやると体が重い状態だから負担大きいって話です。
ちなみに駅伝とかの選手って、一般的な体型からするとめちゃくちゃ軽いです。
男性で50kg前後とかで、女性だと40kg前後とかだったりします。
もちろんアスリートなんで、ある程度の筋肉を保持した上での話です。
これを、まだ体脂肪も多めの状態の人や、
初心者がいきなり最初から取り組むとほぼ挫折します。
でもやろうとする人が多いです。
もちろん余裕があって運動を取り入れるとしても、
最初は軽いので十分なわけです。
まあ、こんな感じで、
今では当たり前のことでも、
知らないときは他の人の言うこととかを平気で信じたりしてました。
でも、自分の頭で考えられないと、
他人の言うことが100%になっちゃうから、
それって危険じゃねってことです。
よくあるのが思考停止で周りの人に合わせるやつです。
周りの人の選択を正しいと判断し、
自分も周りと同じような選択をしてしまうことですね。
これはあなたも経験あると思います。
Aという選択肢とBという選択肢があって、
周りの人全員がAと言う選択肢だった時に、
たとえ自分はBが正解だと思っていたとしてもAの選択にしてしまうことです。
僕は前に飲み会に行ったときがありました。
席についた矢先に一人が言い出しました。
「とりあえず全員生でしょ!」
すると周りはうなずいた表情で反応しました。
そのまま店員を呼び、
「生ビールを全員分お願いします!」と。
僕はシンプルに生ビールの気分ではないので、
「俺はハイボールにするわ!」と言ったわけです。
でここからがおもしろいんですけど、
その場の空気が少し変わり、
少しばかりの沈黙があった後に、
最初は生ビールでうなずいていた人の中で他の飲み物に変える人が出始めたわけです。
つまり本来は自分の中では頼みたいものがあったにも関わらず、
なんとなく周りの人に意見を合わせてしまっていたわけです。
そう言う人は多いです。
僕はみんなと違う選択をしただけです。
別の意見を言う人が1人でも現れると、
今度は自分の意見を主張しだす人が増えてくるわけなんですよ。
周りがみんな同じだと自分だけ他のこと言い出すと疎外されないかと感じてしまいやすいんで、
自然の流れで周りの意見に合わせてしまいやすいです。
この時に感じたのは無意識に選択させられている場合が多いということです。
体型に関して言うと、
僕の周りでもそうでしたが、
とりあえず走ればいいと考えているがほとんどです。
周りの人がみんな同じことを言っているなら、
自分もそれをやれば結果が出ると。
この気持ち分かります。
人間は1日に考えられる量には限界があるます。
頭を使えば使うほど、1日の判断能力が落ちていくようになっています。
そのためできるだけ頭を使わないようにするために、
周りの意見に合わせてしまいやすいわけです。
その方が楽ですからね。
でもダイエットなどの知識では間違った認識をしているものが多いです。
だからこそ自分で判断する知識が必要なわけで、
周りに合わせていても、
効率が悪いやり方や、
本質からずれているようなノウハウでは、
うまくいくはずがないです。
てかむしろリスクなんですよ。
子供の時とかは先生か身内ぐらいしか普段からたくさん関わる大人がいないから、
偏った考え方にもなりやすかったりします。
僕もすでした。
だって当時は先生が言っていることが正しいと思ってたからね。
でもさ平気で間違っていること言ってたりします。
もちろん悪気があるわけではなく、
正しいと思い込んで間違っていることがあるから注意なわけです。
結局その人が生きてきた価値観とか既存の知識でしか語れないんですよ。
つまり世の中の情報で正しいと思っていたとしても、
実はパフォーマンスを下げたり体に悪影響を与えるものも多いです。
さらに発信者側はいくらでも情報操作が可能なんで、
マイナス部分は出回りにくいし、
ニュアンスの違いで伝わり方が変わるんでね。
あなたに必要なのは半永久的に活用できる知識です。
いわゆるラーニングなわけです。
学ばないと判断基準がないんで頭で考えることができません。
周りが正しいと言っていたら、
それは自分の中でも正しいになっちゃいます。
だから知識を身につけよーぜって話です。
自分を苦しめているだけの人も結構いますからね。
あなたはそうならないようにしましょう。