今回はダイエットと労力についてです。
食事といえば、よく言われるのが摂取カロリーとかPFCバランスとかだと思います。
摂取カロリーをこのぐらいに設定してとか、
タンパク質、脂肪、炭水化物のバランスを大事にしよう!とかね。
うんうん、分かるよ。
たしかに大事かもしれない。
でもね、毎日のように緻密に計算したところで何も楽しくないし、
長続きしないんですよ。
正直僕ならこんなことしないです。
だって必須ではないし、大変な割に効果が薄かったりする。
しかもあんまり参考にならにことが多い。
なぜなら、栄養だけならどんな食品からでもある程度摂取できたりするから。
一般的に体に良くないとされるものであっても、
別に栄養がないわけじゃないんですよね。
低カロリーのものだって今ではいくらでも存在するし、
それを売りにしている商品だってありますよね。
体重にシビアなアスリートやモデルとかなら、
大会前や撮影前などに、
一時的に栄養素を緻密に計算するならわかります。
僕も経験ありますが、
試合前の時期は数g単位の戦いなので、
口の入れるものにはとてもシビアになるんですよ。
でも、ほとんどの方は、こういったことをする必要はないですよね。
パーソナルトレーニングとかでは、
よく摂取カロリーや栄養バランスを徹底させられたりしますが、
あれって、短期間ですよね。
そうなんですよ、
短期間なら、人間頑張れちゃうものです。
あと1ヶ月だけ、
あと半月だ!、
あと1習慣だー!!
よっしゃ〜、終わったぜーーー!!!!!
こんな感じで、頑張れます。
これらは短期間で結果を指すことが目的ですからね。
そりゃあ内容もハードになりやすいし、
まあ、残りの期間がどれぐらいで分かっていたら、
いわゆる終わりが見えるんで頑張りが効きます。
でもほとんどは維持できません。
そもそも短期間で痩せることができていたとしても、
その人がその後にどうなっているのかは正直分かりませんよね。
仮にパーソナルトレーニングで一時的に痩せましたと。
でもリバウンドしてしまいましたと。
正しい考え方がないと、自分で判断して実践することができません。
特に器具を使ったトレーニング方法とか、
短い期間で結果を出すために行ったハードな運動や徹底した食事管理とか、
そういったものは日常の中で継続しにくかったりします。
まず、トレーニングを日常的に継続できる人ですらほとんどいないです。
アスリート出身ですら難しいですからね。
あと、トレーナーをつけて食事を管理してもらったとして、
今日から〇〇を少なくしましょう。
〇〇を制限しましょう。
こんな感じで言われたところで、それをずっと守り続けることなんてできないです。
加えて、今までろくに運動をしてこなかった人に対しても、
いきなりトレーニングメニューを提供してきたりするわけです。
ちなみにですが、運動は一切なしでも標準体型ぐらいならなれたりします。
痩せるといえばトレーニングガンガンやって、
走り込みしてとかイメージありますが、
あくまでイメージであって、
そんなのハードル高過ぎでしょって話です。
いくら元アスリートの人だって、
現役でもないのに普段からガッツリ体動かす人なんてほぼいないです。
これホントです。
なぜか引退した途端に、体動かさなくなる人が多い。
僕がアスリートだったんでわかるんですけど、
現役じゃなくなると日常的にストイックに運動をする人を見つける方が難しいぐらい。
で、これをダイエットなどを始めた手の人がいきなり運動を毎日しようとするのがどれだけハードル高いかがわかります。
まず続かないっしょってことです。
なおさら、パーソナルとかでトレーニングのやり方を教わったとして、じゃあ日常で器具を使ったトレーニングを続けられるんですかね。
ちょー難しいことしてるやんって話です。
勉強とかでも、
テスト期間にめちゃくちゃ知識詰め込んでも、
テスト終わったら一瞬で忘れたりしますよね。
これまじ僕ですね。
テストのためだけに丸暗記して、最低限の点数だけ取っておしまいってね。
でも、長期的に考えたらマジでなんも意味ねーわけです。
テスト終わって数分後にはなんも頭に入ってないですからね。
応用もクソもないです。
でもダイエットとかになると、一瞬だけ頑張って満足している人がいます。
目的が違ってますよね。
だから、ハードル低いことから始めようぜってことです。
どんだけ一時的に頑張ってもほとんど効果ないですからね。
ちょっとしたことでも継続できる人はマジで強いですよ。