マインド・考え方

理想の体型を追求し過ぎて痛い目を見る人

人間は欲が強い生き物です。

自分の成長に終わりがないのと同じで

体型の追求にも終わりはないです。

よく一度美容整形をしたり、人工的に手を加えてダイエットなどをすると、

そこから抜け出せなくなってしまう方がいます。

その時は思い通りになって、気持ちが満たされても、

その後にもっとこうしたいとか、

次は違うところを変えたいとか、

新たに欲望が出てきます。

だからその場の感情だけで決断していると、

その後に生まれる欲求の連続に気づきにくいです。

もっとスリムになれると、

男性ならもっとかっこよくなりたいとか、

女性ならもっと美しくなりたいとか、

これはどこまでいってもつきません。

もっとこうしたいとか、

もっとこんなふうになりたいとか、

いくらでも理想像は浮かび上がってきます。

そして人間に承認欲求というものが存在する以上は、

他人からちやほやされたいとか、

褒められたいという感情は少なからずあります。

周りに認めてもらえると気持ちが満たされたり、

誰かに褒められると仮にお世辞だとしても嬉しいものです。

若々しくいたいのは誰もが一緒なので、

肌や髪質の衰えを防ぎたいとか、

魅力度を下げたくないという気持ちは消えることはないです。

でもこう言った気持ちが強すぎたり、

理想論を求めすぎると、

永遠のサイクルから抜け出せなくなります。

プロ野球選手に例えると、打率が3割であればかなりすごい打者です。

つまり10回打席に立ち、そのうち3回打てればトップレベルなわけです。

だけど完璧な理想を話すとそりゃあ全ての打席でヒットを打つことなので、

いわゆる終わりなき戦いなわけですよ。

これは仮に陸上だって一緒で、100mを走るのに世界記録は9秒代ですが、

少しでも早く走るのが理想なんで終わりはないです。

で、スポーツとか勉強とかのように、

学生の間とか、現役の間だけ頑張るのと違って、

体型は人生レベルで考える必要があります。

子供だろうが、

学生だろうが、

若者だろうが、

中年にだろうが、

高齢者だろうが、

体型に終わりはないです。

だからこそまずはここまでは達成するという最低ラインはある程度ラインを決めた方がいいです。

まずは標準体型を目指すしたり、

男性なら腹筋が割れるぐらいを目指すというのもいいだろうし、

女性ならくびれが見えるぐらいというのもいいでしょう。

とりあえずここだけは目指しておきたいという最低限を達成してから、

その後にいくらでも理想を追求すればいいわけですからね。

目標を立てる時にあまり高い目標をはっきりと決めすぎると、

そもそも取り組むまでのハードルが上がるだけでなく、

ずっと満足できない状態が続くことにもなり、

メンタル的にも良くないです。

永遠に気持ちが満たされないままになります。

しかもその時に多くコストをかけている時ほど後戻りできなくなり、

追加でコストをかけて改善をしようとします。

これがまさに冒頭で話したように、

次から次へと整形のようなものを繰り返したり、

器具とか機械に頼ったりするような感じですね。

一度大きなコストをかけると、

それがあまり効果がないとか、

費用対効果が悪いということが分かったとしても、

今までやってきたことが違ったと認めるのは難しいんで、

結局今まで通りやり続けることが多いです。

あと、ラクをしようとして人工的なものに頼ると、

不自然さが出たりするんで、

そこを改善するためにまた何回もコストをかけて理想を追求してしまうといった悪循環を引き起こす可能性もあります。

そうするとさらに不自然さが出てきたりして、

もはや後戻りもできない状態になることがありますのでこの辺は特に気をつけたいところです。

そしてあくまで本質を意識して取り組むことをおすすめしているのは、

体型だけでなくて結果的に全ての改善につながるからです。

見た目だけなら服装とか化粧とかでささっと印象を変えることができます。

体型や肌とかも整形とか人工的な技術を使えば1日でも大幅に改善可能です。

でもこれらは本質ではないので、

一番大事な体内の状態は変わってないです。

だからそもそも目標とする体型にも近づきにくくなって、

ますます満たされない気持ちが強くなりますので、

今回話した理想の追求についても注意が必要ですが、

取り組み方も間違うと、

永遠に思うような結果が出ない状態から抜け出せなくなるんで、

これから体型を改善する時は意識しておきたいところです。

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