痩せてスリムになりたいと思っていても、
うまくダイエットができなかったり長続きがしないと感じている方に向けて、
今回はダイエットに対する誤解とについて話していきます。
この記事に書いていることで、
これ自分に当てはまっているなーという人も結構いるはずです。
まず太る原因として多くの人があげるのが
・運動不足
・食べる時間
・食べる量
・間食
・食べる食品の偏り
この辺ですかね。
たいていの人は今あげたことが原因で太り気味だと判断し、
自分を納得させてしまいます。
もちろん要因の１つにはなりますが、
これらって大きな原因じゃないんですよ。
効率性や痩せるということだけに関して言えば過度に重要視する必要はないです。
なぜかっていうのをそれぞれ話していきますね。
・運動不足について
まず運動不足はほとんどの人が思っていることで、
最近はめっきり体を動かす機会が減ったから太ったと考えてしまっている人がたくさんいます。
これすごく筋が通っているように思えるんですよね。
だって現代では技術の発展で便利なものが増えたおかげで運動量が減り、
肥満が多くなっていると言われるとなんとも正しく思えますからね。
でも例えば運動習慣や運動人口について話すと、
１９８０年代に比べても運動習慣のある人の割合はほとんど変化してないし、
運動人口に関しては現在の方が多くて、
運動量においても減るどころか増えていますからね。
しかも運動不足って言いますけど、
運動の効果って１日10〜20分程度のウォーキングでも十分あるので、
これぐらいの運動量ってほとんどの人がクリアしているはずです。
決して今の人たちの運動量が少なくなっているわけではないのに肥満の割合が増えているということは、
運動不足による影響があるとは考えにくいです。
・食べる時間
次に食べる時間ですが、
よく朝にたくさん食べるとか、
逆に夜にたくさん食べるというように、
食べる時間帯を考える人がいますが、
食べる時間にそれほど意識を置く必要はないです。
太るか太らないかは、
食べる時間よりも食べた食品によって決まる部分が多いからです。
簡単にいうと日常的にカロリーオーバーなら太りますよね。
運動前だから少し食べ物を口にしようとか、
寝る前ん空腹で悩まないように夜は食べようとか、
そういった細かい部分を意識して食べる時間を考えることはありますが、
食べる時間によって太るかというとそういうわけではないです。
全体の食事によるので時間だけを気にするのはあまり効果を期待できないです。
・食べる量
次に食べる量ですね。
これはすごい多いですが、
食事を減らそうとしちゃうパターンですね。
たくさん食べれば太るというのはたしかにそうなんですけど、
本来の正常な状態なら満腹感によってそこまで食べすぎるということは少ないわけですよ。
でもたくさん食べちゃうということは食欲が増える要因が他にあったりします。
そもそも食事を減らすようなやり方では継続は難しいので、
期間を決めて取り入れることはありますが、
き本は普通に食事をする形になります。
しかも食事を減らしても痩せにくい原因でもあるし、
やりすぎると悪影響の原因です。
満腹感に従って食事をしていたら結果的に食事量も抑えられていたというように、
あくまで食べる量というのは自然に変わったりするのものです。
食べる量ばかり気にしていると食事も楽しくないし、
かなりハードになるのでここだけ意識しすぎても良くないし、
仮に痩せてもよくない痩せ方をしていることも多いです。
・間食
次は間食ですね。
間食については別に取っても取らなくてもどちらでもよくて、
先に話した食べる時間と量の部分にも関係しますが、
いつの時間に食べるとかはあまり影響しないし、
全体の食事によって体型への影響度が変わるので、
間食そのものはダメじゃないです。
よく間食を控えたダイエット方法みたいなものがありますが、
もちろんそれが合うという人はいいのかもしれませんが、
あまり意識しすぎることはないし、
空腹感が強い時は間食をとった方がいいです。
まず空腹が強すぎると集中力が落ちるし、
作業効率が低下しますからね。
お腹が減っているということは体が食べ物を求めているということでもありますし、
すごい空腹状態の時に食事をすると、ついつい食べすぎてしまいますので、
間食をしないことにこだわりすぎなくてもいいってことですね。
・食べる食品の偏り
食べる食品にだけ気をつけていれば、
食品に偏りがあっても栄養をとることができます。
もちろん食事の幅を意識して、
日常的にいろんな食材を摂取できるのが理想ですが、
ここまでできている人ってかなり少ないし、
取り組むとしても大変ですよね。
大事なのはどんなものを食べているかであって、
毎日同じような食材に偏っているという場合でも、
質が良いものを食べているなら十分痩せることはできます。
注意が必要なのは質が悪くて見るからに体に良くなさそうな食べ物に偏っている場合です。
僕自身も家での食事はある程度は決まった食べ物を食べることが多いですが、
それで体型が乱れることはまずないです。
むしろ食品を選ぶ手間も省けるので、
そういう意味ではかえってある程度決まった食品だけを食べるというのもありです。
食事のバラエティさまでは意識できなくても、
質が悪いものを食べるよりはよっぽどいいです。
そんな感じでそれぞれ話してきましたが、
今回の
・運動不足
・食べる時間
・食べる量
・間食
・食べる食品の偏り
この辺のせいにされがちですが、
実際はそこまで大きな効果を期待できないことが多いです。
もちろん効果がないってわけじゃないけど、
費用対効果はよくないのでかなり大変だよって話です。
運動不足は言い訳にはならないし、
たまには自分の好きな物を食べていいんですよ。
実際、たまに一度や二度くらい大食いしたところで太らないです。
しかし痩せるためには今回のようなものを意識してしまうことが多いです。
もちろん意識するのは素晴らしいですが、
ここだけに固執しすぎても思ったような効果がでない原因なんで、
もっと幅広い視野をもって体型を改善したほうがいいんですね。
