いい感じにものが進むと自分のおかげだと思ってしまいやすいものですよね。
たしかにそれもあるかもしれませんが、
うまくいった時は他人のおかげ、
でうまくいかなかった時は自分のせいにできる人は少ないです。
だいたいは逆になってしまいます。
うまくいったら自分のおかげで、
うまくいかないと他人のせいにしてしまいがち。
こういう人はよく見かけますが、
気持ちはわかります。
他人に言われた通りにしたのにうまくいかなかった時とか失敗した時は、
あの人が言ったからやったのにという感情になったりするかもしれません。
でも、この考え方は注意が必要ですね。
だって最終的な判断を他人に任せているってことでもありますからね。
いくら誰になんと言われようと、
最終的な決定権は自分にあるわけです。
つまり自分の意思で決めたことに対して、
後になってあれこれいうのは後だしジャンケンみたいなものです。
本来なら行動する前に気づきたいところだし、
言いたいことや疑問があるなら行動前に確認すべきです。
特に体型に関する情報はものすごい量が存在するわけで、
たとえ専門家とかトレーナーのような人に指導してもらったとしても、
人によって違う考え方をしていたり異なるノウハウを教えられたりします。
指導をしてもらうということは、
あくまで知識やアドバイスを参考にさせていただくということでもあって、
何でもかんでも言う通りにするわけではないですよね。
なんのためらいや疑問もなく、
ただ頭を縦に振っているだけなら、
それは指導してもらっているというよりも依存状態です。
依存と見よう見まねで取り組んむのとでは大きな違いです。
見よう見まねというのは誰かを参考にするわけであり、
他人に判断を任せているわけではないです。
ネットで拾った知識なども、
いくら効果があるよと言われているものでも、
やるかやらないかは自分で決めることだし、
良いか悪いかも自分で考えれるようにしないといけません。
それを実践してうまくいかなかったとしても、
自分で決断してやったわけですから、
自分のせいなわけですよ。
質の低いノウハウや知識を目にしてそれを取り入れてしまったなら、
自分のどこかに足りない部分があったわけだし、
仮に役立つことであっても自分には少し違ったということもあります。
いずれにしてもうまくいかなかったなら、
自分に問題があると考えた方が、
次に行きやすいです。
知識不足なら学べばいいし、
自分に合わないなら他の方法を試せばいいわけですからね。
だけど他人のせいにする人は、
そこから何も生まれません。
ここが大きな違いですが、
いくら文句を言ったりしても自分の現状が変わらないし、
時間も失います。
他人せいにするんではなくて、
むしろ新しいことに気づけたとか、
間違いや自分には合わないというのが分かったというように考えた方が、
早く成果を出しやすいです。
そしてうまくいった時は他人のおかげというように考えることの良い点は、
自分を過信しすぎないということです。
少しうまくいくようになると過信を通り越して、
慢心までいってしまうことがあります。
全部自分のおかげだと思っていると、
考え方が偏ったりして、
どうしても視野が狭くなりがちだし、
考え方も頑固なものになりやすいんですよ。
それを防ぐ意味でも自分だけに固執しすぎないようにすることが大事ってわけですね。
ちなみに今回の内容うまくいった時は全部他人おかげって話ではなくて、
もちろん自分のおかげの時もあるかもしれませんが、
あくまで他人のおかげぐらいの気持ちを持っておくといいよって話です。