何かを取り組む時に結果が出やすいなーという人の特徴っていくつかありますが、
その中でも今回は対応の仕方についてです。
新しい知識を身につけたり実践していく中で、
今までやってきたことや考え方などが正しくないことに気づいた時に、
大きく二種類の対応に分かれます。
1つは素直にあやまちを認められる人で、
もう1つは正しいと思い込む人です。
人は自分は有能であると思っているものです。
自分は平均以上の人だと思ってしまいやすいし、
誰かと一緒に作業した時は自分の方が貢献したと感じたりするし、
結婚するとなるとほぼ全員が自分たちは離婚なんてしないと言い張ります。
だけど実際はそうじゃないことも多いわけですよ。
で、あやまちを認めるということは、
自分が思っているよりも無能であることに気づくことでもあります。
だから認めにくいんですよ。
素直に受け入れようとせずに、
自分のやっていたことが正しかったと思い込む方向に行きやすいです。
だから間違ったことをしていても、
それを間違いだと認めずに続けてしまったり、
都合の良い解釈の仕方をします。
僕も昔はそうでした。
失敗したり間違いをしても、
意地を張ったり、
恥ずかしさを隠すために、
素直に認めることができませんでした。
むしろ認めちゃった方が、
その後も間違いを認めやすくなるし、
気持ち的にもスッキリできます。
あと失敗がエネルギーとなって大きな成果につながることもあるので、
そう言う意味でも間違いを認めることは悪くないわけで、
逆にプラスになったりします。
後のことを考えると素直に認めた方がいいわけですよ。
すぐに間違いを受け入れて、
新しい学びが得られたなどのように、
成長の機会にするなどしてしまえばいいわけです。
口で言うのは簡単に見えますがこれが意外と難しいんですよね。
いざ自分が間違いに気づくと、結構意地を張っていることがありますよね。
特に人前なんかでは恥ずかしくなったり、
時にはけなされることもあるのでなおさらです。
しかも地位が高い人とか、
何かの分野に精通しているというように、
権威が高めの人ならさらにあやまちを認めにくくなります。
自分のやっていることや言っていることが間違っていたら、
普通の人に比べて失うものが多めなので、
だから間違いを正しいと思い込む方向に行きがちです。
間違ってはいけないという気持ちが強く働きやすいというのもありますからね。